実父の還暦祝いに近場の温泉旅行をプレゼント
還暦はちょうど十干十二支が一回りする60歳で長寿を祝う儀式ですが、現在では十干は意識することは少ないものです。
我が家の還暦第一号は実父でした。
が、平均寿命が延びているのであまり長寿という感慨もありませんでした。
また還暦祝いは、数え年が本式ですが、丁度私が結婚した直後であったため、1年先延ばしにして満年齢で祝いました。
実父の還暦祝いは、旅行をプレゼント
お祝いは経済的に苦しい時期でもあり、その後実母、義両親と続きますので四人とも同等にできる金額は三万円が限度でした。
本来であれば魔除けになる赤い頭巾とちゃんちゃんこをプレゼントして家族でお料理を囲み、記念写真を撮りたいところでしたが、実家は遠いために里帰りは無理でした。
また、弟にも相談しましたが学生だったため金銭的負担は頼めませんでした。
還暦祝いの贈り物は、寒い時期にかぶれるニット帽
迷った末、予算を提示して父本人の希望を聞いたところ、母と二人で近場の温泉にでかけたいとのことでしたので、早速旅行会社に手配して送迎バスがあるホテルを予約しました。
頭巾やちゃんちゃんこは着たくないので不要ということでした。
寒い時期に被れるようにエンジのニット帽を用意して代替したため、還暦祝いらしい記念写真はありませんが、とても喜んで貰えました。
兄弟姉妹が多ければもっと豪華なお祝いも可能だったかもしれませんが、私なりに父への感謝は伝えることができたと思っています。