夫は満60歳を迎え、還暦になった時、同時にその日に定年退職を迎えました。
まだ現役なので、赤いチャンチャンコ以外を検討
仕事は契約社員として、それまでの会社で引き続き勤務しています。
が、私は還暦祝いと定年退職の両方のお祝いをしようと思いました。
それで、誕生日前からプレゼントは何がいいかと考えていました。
通常は、赤いチャンチャンコと言われていますが、さすがにそれには手が出ませんでした。
どうせなら赤い物で夫が好きな物にしたいと考えたからです。
すぐにひらめきました。
赤ワインです。
夫が生まれた年に作られたビンテージワインを探すことに
そこで、夫が生まれた年に作られたビンテージワインを探すことにしました。
夫はお酒が大好き。
なので、ワインなら喜んでくれると思ったからです。
検索するとたくさんのワインが
早速1952年生まれの赤ワインで検索をかけてみると、たくさんの種類が出てきました。
たくさんありすぎて迷いました。
値段もずいぶん開きがあります。
予算は5万円
予算は5万円以内です。
その5万円を全てワインに使うか、ワインとは別に、もうひと品何かプラスしようかとずいぶん悩みました。
さすがにワインだけに5万も使うのはもったいないような気がしたからです。
最終的に選んだワインは、バニュルス1952年のワイン
最終的に選んだワインは、バニュルスの60年前の赤ワインです。
お値段は税込で税込で1,3440円です。
ネットでの評判も高く、入手困難とされていました、
なので、5月くらいには手元に届くように手配して、当日に手渡しをすることにしました。
もう一つのプレゼントは、特に還暦とは関係のないもの
そしてもう一つのプレゼントは、特に還暦とは関係のないものでした。
夫の財布が少しくたびれていたのが気になっていましたので、財布にしました。
ただ財布に関しては、いつも夫が自分で使うものです。
ですから、本人の使い勝手がいい物であることがポイントです。
そこで還暦前の休日を利用して買い物に行きました。
選んだのはJIMMY CHOOの二つ折財布です。
お値段は40,900円でした。
特別なイベントでない限り、そんなに高額なお財布を使うことはないと思いました。
が、還暦と定年というダブルのお祝いでしたから、予算を少々オーバーするのはしたかないと思っていました。
夫は財布だけでも大喜び、そして迎えた当日
夫は、このお財布だけで大喜びでした。
が、まだこの段階ではワインの存在を知りません。
そして、迎えたお誕生日当日。
夫は会社から贈られた花束を持って帰ってきました。
それを飾って二人だけのお祝いです。
ワインに合うようにイタリアンを用意
赤ワインに合うように、夫の好きなイタリアンを用意しました。
夫への還暦のメッセージは、
「これからは少し自分だけの時間を作って自分の趣味を何か持ってください」
という内容のものです。
今までは、仕事に追われて来たので趣味どころではありませんでした。
やはり一人の人間として、家族とは関係のない自分だけの時間を持つことも必要だと思っていました。
それが若さと健康を保つ秘訣でもあります。
それには夫も深くうなづいていました。
ワインに大感激
ワインに気づいたのはその後です。
密かに1952年のビンテージワインを探したと知り、大感激していました。
還暦祝いに対するお礼は「健康」が一番
還暦のお祝いに対するお礼は特にありません。
が、私はもしお返しをしてもらうなら、ずっと健康でいてくれることが最大のお返しだと思っています。
夫婦二人だけの家庭ですから、健康でいてくれることだけが私の願いです。
夫は私にお礼の言葉としてこう言ってくれました。
「健康でいるために自分の趣味を探す」
と。
そして今はそれを着々と実行に移しています。
趣味友達もできて地元に根差した生活に
ビンテージのバイクの部品を集めて組み立てるという、若い頃に始めて途中で諦めた夢をまた再開しました。
たまたま近所にそういう趣味を持った同年代の男性がいて、その人たちと一緒にバイクいじりを始めたのです。
男性が趣味を持ち、地域に根ざすというのは、これからの時代は特に大切なことだと思います。
そのきっかけになったのが、還暦祝いで私が夫に送ったメッセージでした。
還暦にお祝いにおススメなもの
もし何か還暦のお祝いの品をと考えるなら、一つは生まれた年代にちなんだ赤い物。
そしてもう一つは、これからの人生をこうして生きてほしい、という家族のメッセージか、それにちなんだ品物ではないでしょうか。
公開日:2024/09/08 21:34:00
実の父の還暦のお祝いを、満年齢で先日行いました。
還暦のお祝いについては、還暦の誕生日の半年前に3姉妹の私達で、父が喜ぶような事をしようと話しが出ていました。
何をすれば喜んでくれるか、悩む
何をすれば父が喜んでくれるか、すごく悩みました。
父は、還暦を迎えた翌年に定年退職をすることも決まっていました。
その為、その事も含めお祝いをしようということになりました。
お祝いの品物を何にするか
まずは、お祝いの品物を何にするかという話になりました。
お酒が何よりも好きな父。
なので、おちょこか、ビアグラス、ロックグラスがいいのではという話になりました。
ゴルフクラブは却下
他には、ゴルフも大好きなので、ゴルフクラブがいいのではという案も出ました。
しかし、ゴルフクラブは好みもあるし、相性もあり、試し打ちをする必要があるので、当日のサプライズにならないので、却下になりました。
「江戸切子」の赤いロックグラスをプレゼント
色々話し合った結果、還暦にちなんで、「江戸切子」の赤いロックグラスをプレゼントすることにしました。
金額は16,000円ほどでした。
お祝いに場所は?
次に、お祝いに場所をどうするかということです。
営業マンだった父にちなんで何か良い所はないかと、父にそれとなく探りを入れました。
すると父が、大事なお客様とよく食事をしていたという、父がお気に入りの日本料理店があることが分かりました。
私と姉は、そのお店に出向き、父の還暦のお祝いをしたいので協力していただけないか、と話しました。
お店の大将は快く承諾していただき、お料理はすべておまかせで、父がよく食べていたものを出していただくようにしました。
金額は1人12,000円でお願いしました。
還暦のお祝いは、家族5人で
還暦のお祝いは、父本人と母、姉、私、妹の5人で行いました。
父には、家族で食事をしようという事しか伝えていなかったので、とにかく全てに驚いていました。
父のお気に入りの日本料理店で食事をしている時に、
「これからも長い生きしてね。」
というメッセージと共に切子のグラスをプレゼントしました。
父は少し照れくさそうでした。
そのグラスの色が赤だったので、そこで初めて父は、還暦のお祝いだということに気がついたようで、少し照れくさそうにしていました。
もともと口数の少ない父なので、とくにスピーチというものはなく、私達から、お返しはいらないからと伝えていたので、父からは、とくにも何もありませんでした。
縁起もの赤切子はおすすめ
切子のグラスは、縁起ものとされているので、赤切子はおすすめです。
去年の8月に、父親の還暦祝いを家族みんなで祝いました。
もともと兄弟の間では、満年齢でお祝いをしようと考えていました。
父の誕生月は2月。
なのでで、12月頃に、まずは私から兄弟にメールにて連絡を取り合い、還暦のお祝いをしようと話を進めました。
しかし、まだ父親は仕事も現役だったので2月に行うことができずに、退職後の8月にお祝いすることになりました。
還暦の準備は、メールでやり取り
その時の準備の様子ですが、私たち兄弟は、
- 妹は実家
- 兄は一人暮らし
- 私は結婚していて家を出ている
だったため、基本的にはメールでのやり取りが主でした。
3人で分担
まず私が家族全員の予定を聞きました。
そして、兄がお店の調査、予約。
妹が父親の欲しいものを聞いたりなどして、兄弟が協力して準備をしていました。
父親が欲しいと思っていたもの
父親は、その頃、趣味でそば打ちをしていました。
それで、欲しいものは、そば打ち道具の「のし板」ということでした。
私たちからしてみたら「のし板」というものが、どんなものかさっぱりわかりませんでした。
ということで、せっかく欲しいものがあるのに無知の私たちが購入するより、父親本人が気に入ったものを買ってもらいたいと思いました。
それで、プレゼントは父親本人が自分の目で見て気に入った「のし板」を買うことにしました。
「のし板」は、3万円程度
値段は3万円程度でした。
他の候補としては、高級な万年筆
他の候補としては、高級な万年筆がありました。
お祝いの当日
お祝いの当日は、家族5人と私の妻の6人でお祝いしました。
乾杯のスピーチでは兄が代表して
「60歳の還暦おめでとうございます。これから第二の人生が始まりますが、健康に気を付けて元気に楽しい人生を送ってください。」
とメッセージを添えました。
個室の部屋には、赤いちゃんちゃんこ
終始和やかな感じで、お店の方も気を利かせて、個室の部屋には、赤いちゃんちゃんこが準備されていました。
少しお酒の入った父親はその赤いちゃんちゃんこを着て、みんなで集合写真を撮ったりと、楽しい時間を過ごせました。
プレゼントは、当日父親が持参して披露
プレゼントは、当日父親が持参して、みんなに「のし板」を披露してくれました。
その時の父親を見ていると、とても幸せそうで笑顔が絶えませんでした。
きっと家族みんなが集まって、このようなイベントをするのが初めてだったので、うれしかったのだと思います。
父からも感謝の言葉
父親からは
「今日はこんなに素敵なお祝いをしてくれて本当にありがとう。子供たちに感謝です。」
と少し恥ずかしそうに照れながら、お礼の言葉をもらいました。
還暦祝いのおすすめの品は、相手が欲しいもの
還暦祝いのおすすめの品としては、相手が欲しいものをプレゼントすることだと思います。
子供たちが一生懸命考えてプレゼントするのも、きっと感動してくれると思います。
が、私たちみたいに相手が満足する本当に欲しいものをプレゼントするというのも、大切に使ってくれると思います。