公開日:2025/01/20 21:28:08
60歳は還暦ですが、80歳は「傘寿(さんじゅ)」と呼ばれ、日本では長寿を祝う一つの節目として特別な意味を持っています。
この言葉の由来やお祝いの仕方について、詳しく解説します。
1. 傘寿の由来
「傘寿」という言葉は、「傘(かさ)」という漢字に由来します。この漢字を崩して書くと、上部の「八」と下部の「十」に分解でき、これを合わせると「八十」となります。
このため、80歳の祝いを「傘寿」と呼ぶようになりました。また、「傘」という字が古くから家族を雨や災いから守るイメージと結びついているため、
傘寿は家庭円満や健康長寿の象徴ともされています。
2. 日本における長寿の祝いの伝統
日本では、人生の節目ごとに長寿を祝う文化が根付いています。以下は代表的な長寿祝いの一覧です。
- 還暦(60歳):「十干十二支」が一巡し、生まれた年の干支に戻ることから新しい人生のスタートを祝う。
- 古希(70歳):「古希」という言葉は、中国の詩人・杜甫の詩「人生七十古来稀なり」に由来。
- 喜寿(77歳):「喜」の草書体が「七十七」に見えることから命名。
- 傘寿(80歳):「傘」の字の形が「八十」に由来。
- 米寿(88歳):「米」という字を分解すると「八」「十」「八」になることから名付けられた。
- 卒寿(90歳):「卒」の略字(卆)が「九十」に見えることから。
- 白寿(99歳):「百」から「一」を引くと「白」になることに由来。
3. 傘寿祝いの意義
傘寿は、人生の経験や知恵が豊富な年齢に達したことを喜び、これまでの健康とこれからの長寿を祈る大切な行事です。
特に80歳という年齢は、かつては非常に珍しい長寿とされていたため、特別な祝福が行われるようになりました。
4. 傘寿祝いの贈り物とお祝いの仕方
(1) 贈り物の選び方
- 黄色や金色のアイテム:傘寿の祝いカラーは黄色や金色とされています。これらの色は長寿や繁栄を象徴し、贈り物に取り入れることで華やかさを演出します。
- 実用的なもの:高齢者が使いやすいアイテム(暖かい衣類、座り心地の良いクッション、マッサージ器など)は実用的で喜ばれます。
- 思い出を形にした贈り物:写真アルバムや家族のビデオメッセージも心温まるプレゼントとして好評です。
(2) お祝いの方法
- 家族の食事会:レストランや自宅での食事会は定番です。
- 旅行や温泉:家族全員で温泉旅行や観光を楽しむことも、特別な思い出を作る方法として人気です。
- 趣味の時間を共有:本人の趣味を家族みんなで体験するのも良いアイデアです。
5. 傘寿祝いのメッセージ例
お祝いの席では、本人に向けた感謝や祝福の言葉が欠かせません。以下にいくつかの例を挙げます。
- 「傘寿のお祝いを心からおめでとうございます。これまでの長い人生で築いてきた知恵や経験を、これからも私たちに伝えてください。」
- 「80歳という節目を迎えられたことに感謝し、これからも健やかで幸せな日々が続くようお祈りしています。」
- 「これからも明るく元気な姿を見せてください。一緒に楽しい時間をたくさん過ごしましょう!」
6. 傘寿を祝う心の大切さ
傘寿のお祝いは、単なる儀式ではなく、家族の絆を深める機会でもあります。高齢者に感謝を伝え、その人生を尊重することで、家族全体が一体感を得られるでしょう。
また、こうしたお祝いは次世代に日本の文化や価値観を伝える場としても重要な役割を果たしています。
傘寿は80歳という節目を祝う大切な行事です。感謝と祝福を込めて、素晴らしい一日を過ごしましょう。
30代の男性です。
傘寿(80歳)のお祝いをしたのは、お花の先生をしていた自分の祖母です。
80歳の誕生日プレゼントは、近与の花酔 池ノ坊鋏です。
近与の花酔 池ノ坊鋏を選んだ理由
祖母はお花の元先生で今もお花のお手入れをしています。
ですが、どうにもお花を摘み取るハサミの切れ味が経年劣化によって悪くなったようです。
なので新しくプレゼントしたのです。
今まで使っていたのは思い出のハサミ
祖母が持っていたハサミは祖母が先生になってから初めて購入したものだったらしいんです。
が、あまり切れ味が良くないハサミを使いお花のお手入れをするのは、けがをする原因になりえると考えました。
それで、園芸用のハサミで切れ味が落ちないこの商品を購入したのです。
レビューの評価が良かった
この商品を作っているのは、昔からあるお花の剪定用のハサミを作っているメーカーです。
祖母が使用しているハサミと同じくらい耐久性が高いという過去のレビューなどを見ました。
それで、祖母が長持ちするハサミを愛用していることについて納得して使ってもらえると踏んだのです。
傘寿(80歳)のお祝いは、祖母の家で
傘寿(80歳)のお祝いは、祖母の家で行いました。
どんな感じで行ったかというと、祖母の兄弟とか祖母の親せきに祖母の家族、つまり私などを含めて祖母の自宅でお祝いという形になりました。
祖母のうちはとても広く、昔ながらのお家です。
が、大勢を招いても大丈夫なほど土地が広いので、外でお祝いをしました。
祖母はかなりの肉食なので、バーベキューパーティー
ちなみに祖母はかなりの肉食。
なので、お外でバーベキューという形をとりました。
ちなみにバーベキューの用意をしたのは私です。
私はバーベキュー用のコンロとか食材を保存する容器にお皿などを用意しました。
私は良く家族でバーベキューとかをキャンプ場で行うのでバーベキューのセットを用意するのは簡単だったのです。
食材などについては祖母の兄弟が用意してくれました。
食材を保存するバッテリー式冷蔵庫を用いてお外で宴会方バーベキューを行い祖母のお祝いを行ったのです。
参加者については10人ほどで私の家族は3名でその他が7名だったと思います。
沢山の参加者で祖母は楽しそうにしていました。
40代男性の男性です。
傘寿(80歳)のお祝いをした方のは、恩師です。
プレゼントにしたのは、桜の花びら形になる有田焼の湯呑みです。
恩師の傘寿のお祝いに、桜の花びら形になる有田焼の湯呑みを贈った理由
恩師は小学生の頃の担任の先生で大変お世話になりました。
とても優しく、いつも話を聞いてくれた先生です。
卒業してからも連絡先を聞いて会いに行ったりもしていました。
その先生が年齢を重ねて傘寿を迎える事で何かしら贈りたいと考えていたのですが、何を贈ろうか悩んでいた頃に会う機会がありました。
そこで色々と聞きました。
そこで聞いたのは恩師はお茶が大好きとの事で、毎日楽しんでいる様です。
これはお茶に関係する物が喜ばれるのではと思い、また、形に残り長く愛用出来る物として湯呑みに決めたのです。
タイミングも良かったのもありますし、良い物が見つかったのもあり可愛らしく見た目に良いと感じました。
会う機会がなければ何を贈ったら良いかわからず、ありきたりな感じで花等にしていたでしょう。
現に同級生は花を贈ったりしていました。
傘寿(80歳)のお祝いは、地元の旅館で同窓会のようににぎやかに
恩師の傘寿が近い事を知っていた私達小学校の同級生は、元気に過ごしている先生を祝おうと色々な企画を考えました。
単に贈るだけでは味気ありません。
皆は久々に会いたいと言う思いから傘寿を祝う会を開く事としたのです。
会場は、地元の旅館
祝うなら地元が一番と考えて、地元の旅館にお願いしました。
先生が来られる前に、私達は早めに会場へ行き、傘寿を祝う為の飾り付けをして先生の到着を待ちました。
皆、色々とプレゼントを考えていて思い出と共に会場が華やかになっていました。
先生が傘寿を迎えると言う事は、私達もそれなりに年を重ねたのだとしみじみとしました。
そして、今か今かと先生の到着をわくわくしながら待っていました。
先生が到着して盛り上がり
先生が到着すると、教え子達で一杯の会場が一気に活気づき盛り上がりました。
先生は、傘寿となりましたが、当時の面影はそのままに優しいお姿に感動したのを覚えています。
そこからは、それぞれに話したり先生に挨拶して現状を伝えたりと各々です。
ステージを用意していて、先生に上がってもらい傘寿を迎えた言葉や私達に伝えたい事を話してくれて涙する同級生もいました。
沢山のプレゼントに囲まれて喜んで頂いたご様子
先生の言葉が終わると、プレゼントを渡す時間となりました。
隠しておいた幕を取り除くと沢山の贈り物。
花束や、年輪を重ね傘寿を迎えた方にふさわしい有名店の年輪を重ねるに泡あせたバームクーヘンなどなどです。
プレゼントが先生の目に飛び込み、大変喜んでいただいたようでした。
プレゼントは、持って行ける物だけにして、残りは先生のお宅に送る事としました。
それだけ多かったのです。
プレゼントには当時のクラス名と名前、そして手紙を添えてありましたので読み応えあったと思います。
恩師に贈ると言うのは、親族とは違う感情で同級生と共有できますので企画して良かったです。