高価なものじゃなくても喜んでもらえるプレゼント
75歳の祖母へ誕生日の贈り物をした話です。
まず、祖母のスペックです。
祖母は祖父と暮らしており、週に1度ハウスキーピングさんに家の掃除をしてもらっています。
若いころはブランド品や宝飾品を買い、高級志向というわけではありませんが、自分が良いと思ったものには惜しみなくお金をかけるタイプです。
現在はマンション経営をしているため、経済的には同年代と比べると裕福な部類に入るのだと思います。
75歳の祖母の誕生日プレゼントが一番喜んでくれました。
毎年の誕生日、お中元、お歳暮を贈っていますが、75歳の祖母の誕生日プレゼントが一番喜んでくれました。
何を贈ったかというと、「携帯電話のデコレーション」。
金額としては1000円もいきません。
これをプレゼントに選んだきっかけは「携帯電話が好きじゃない、もっと可愛らしいのがよかった」と祖母が言っていたからです。
贈り物をする際は非常に悩みます。
「欲しいものは買おうと思えば何でも買える」という状態のため、贈り物をする際は非常に悩みます。
正直、私が選んで贈るものよりも数倍質の良いものを祖母は買えます。
そこで私が贈り物をする際に気を付けていることが2点あります。
お金持ちに喜ばれる誕生日プレゼントのコツ
まず1つ目が「そもそも知らない」。
祖母はスマホなんてものは使いこなせない、ということで折りたたみ式の携帯電話を所持しています。
昔と比べると機種数も減っており、選ぶ余地があまりありません。
結局祖母はシンプルなピンク色の携帯電話を選びました。
キラキラしたものが好きな祖母のため、百円均一でキラキラしたスワロフスキー風シールを購入し、携帯電話に貼り付けました。
祖母は百円均一に行くこともなく、そもそもスワロフスキーデコレーションの存在も知りませんでした。
2つ目が「自分ではできない」。
シール状とはいえ、スワロフスキー風シールを携帯電話に貼り付けるのは結構細かい作業となります。
祖母が自分で作業するにはなかなか難しいと思われます。
きっとスワロフスキーデコレーションの存在を知っており、したいと思っても、自身で貼り付けるには高難度であったでしょう。
「身に着けるもの」というのも大きい
今回の携帯電話のデコレーションが喜んでもらえた理由として、「身に着けるもの」というのも大きいと思います。
身に着けていると自然と贈り主のことを思い出せ、いつでもうれしい気持ちになれますよね。
70代の方は案外チープなものでも喜んでくれます。
携帯電話のデコレーション以外にプレゼントの候補として考えていたのは「若い人の間で人気のスイーツ」。
祖母はSNSをしていないため人気のスイーツ情報はなかなか得られません。
ネットショッピングもできないのでなかなか入手できません。
私が選ぶ際に気を付けているポイント、「知らないもの」、「自分ではできないもの」をしっかりと押さえておけば高確率で喜んでもらえると思います。
ただしあまりにも贈る相手の好みからかけ離れていてはいけませんので注意が必要です。
好き嫌いなどの事前のリサーチは必須です。
次の誕生日にはおしゃれな柄物マスクを贈りたいと考えています。


