郷土愛の強い上司にふるさとを思い出してもらいたくてプレゼント
上司一人とわたし、あとはパートタイムの女性事務員数名という小さな会社に務めておりました。
仕事柄、よく上司の運転する車で得意先を数カ所訪問する機会がありました。
転職直前の誕生日にプレゼント
上司は会津若松の出身。
今でもふるさとを愛していますから、車中の話題に詰まった時は会津若松の話題を向ければ、2時間でも3時間でも会津の歴史や文化などを、それはもう緻密にお話してくださるのです。
わたしもそういうことを聞くのが好きですから全然苦ではありません。
勤めて数年が経ち、上司が新しい職を得てその会社を辞めることとなりました。
そのことを知ったのが上司の誕生日の数日前。
わたしは記念としてプレゼントを贈ることとしたのです。
そのとき、上司は50代前半でした。
わたしは女性で当時20代後半でした。
会津若松の鶴ヶ城プラモデル
やはり会津を感じるものを贈りたい。
そう考えたわたしは、会津若松の鶴ヶ城プラモデルをさしあげることとしました。
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童友社 1/460 ジョイジョイコレクション 赤瓦 鶴ヶ城【JJ12】 プラモデル 価格:1580円 |
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上司はこういう手作業も大好きですから。
2,000円でおつりが来るほどの値段ですが、情熱はプライスレスです。
鶴ヶ城が落城するときの様をあつく語りながらお礼をいわれました
ちょうど誕生日が二人での職場ミーティングでしたから、何もないことを装いながら、席を立つと見せかけてお渡ししました。
彼は「おぉ・・・」と感嘆の声をあげ、鶴ヶ城が落城するときの様をあつく語りながら「組み立てるね!」と少年の目をして笑いかけてくださいました。
後にお礼として仕上がった写真と新島八重の言葉を書いた色紙をくださいました。