長男の1歳の誕生日は、近所の会席料理のお店で祖父母とお祝いしました。
我が家の長男は、2009年11月に誕生しました。
富山県南部の田舎町で長男といえば、それはそれは大事にする風潮が強く、親戚の女性ばかりを集めてのお祝いまで行われました。
出産時のお祝いはかなり盛大でした
その時は、一番上座に用意されたお膳の前に私と実母がすわりました。
その前にずらっと親戚の女性たちが座るという形式です。
実家の母も、私もなにも聞かされずに、里から帰ってきたとたんのそのような宴席にめんくらってしまいました。
それでも、親戚まわりをせずにすむので、あとから考えれば楽だったと思います。
皆、長男の誕生を祝福してくれ、とてもうれしかったのを覚えています。
1歳までは、育児休暇をとっていたので、長男とゆっくり過ごしました
それからの1年は、育児休暇をとっていたので、長男とゆっくりすごすことができました。
始めての育児で、なにかと育児マニュアルとにらめっこしていたのを覚えています。
まだ越してきてからまもなく、友達もいませんでしたが、仕事から解放され、とても育児を楽しむことができました。
毎日のように写真をとったり、実家に帰省したりとあっという間に1年はすぎていきました。
そして夏が過ぎ、1歳の誕生日が近づいてきました。
実家の父母もよび、義父母と夫と私と6人でお祝いをすることになりました。
一生困らないように一升持ち担ぎをしました
出産祝いが盛大だったので、どのようにするべきなのか義母にききましたが、誕生祝いには、とくにきまりはないとのことでした。
ただ、一生困らないように一升持ち担ぎをするので、もちは用意してくれるとのことでした。
その他にするべきことはないかと、お祝いに関する本を調べたり友人にきいたりしました。
子供への贈り物は、まだ1歳ではあげてもわからないから割愛することも多いようでした。
インターネットで1歳の誕生日に人気な商品を調べてみましたが、名入りのバックや木のおもちゃが人気のようでした。
そこで、贈り物にはあまりお金をかけないことにし、お食事を盛大にしよう、ということにきめました。
会席料理のお店でお祝い膳
その時すんでいたのはアパートで狭く、近くに手ごろでおいしい会席料理を出してくれる店があったので、そこでお祝い膳を出してもらうことにしました。
一人あたり3150円で6人分に、鯛のおかしらをつけてもらいました。
1歳になった長男も、すでに大人と同じかたさのごはんを食べられたので、一緒に食事をわけてたべました。
お祝いには、大きなプレゼント袋の中に積み木や風船をつめて、自分でリボンを引っ張って開けられるように工夫しました。
プレゼントは総額5000円程度です。
ですから、食費と総額25,000円程度かかったでしょうか。
食事の支度も、部屋の支度もしなくてすんだので、実父母・義父母ともに煩わせたり気をつかわせることなく、堅苦しくもなく、とても気さくにお祝いできました。
また、誕生日は平日だったので、親族とのお祝いは週末に行い、1歳当日は改めて自宅でも家族3人でお祝いしました。
2歳以降は、自分でつくった料理でお祝いしています
2歳以降は、自分でつくった料理でお祝いしていますが、1歳のお祝いぐらいは盛大にできてよかったと思っています。
小さなころは、子供は自分で環境を選択できないので、親が与えるものや環境によってその後の人生が大きく左右されると思います。
しかし祖父母はなんでも買い与えてくれますから、その気持ちもありがたくうけとめつつ、与えるタイミングをみはからってプレゼントを選んでいくとよいのではないかと思います。
また、天然の木の素材は知育のためにとてもよいとは思いますが、子供はカラフルなプラスチックも大好きです。
頭ごなしにプラスチックはダメと決めつけずに、いろいろな素材のおもちゃを与えていくとよいのではないかと思います。