長男の一歳のお祝いは家族でのんびりと過ごしました。
2007年3月27日、我が家に待望の第二子が誕生しました。
第一子は女の子だったので、初めての男の子の誕生に祖父母も父である旦那も、とても喜んでくれました。
生まれた赤ちゃん、旦那に瓜二つ
しかし、母である私は実は血縁者が女の子ばかり生むので、自分もそういう体質だと思い込んでいました。
検診の時に「男の子ですよ」と先生から聞かされても、ちょっと疑っていました。
実際に出産して、生まれた赤ちゃんを見せてもらったら、ちゃんと男の子で、しかも旦那に瓜二つでした。
初めて抱いたときは、壊れそうなほど小さいけど確かに重さがあって、温かくて、姿を見ていると自然に涙が出てきたことを覚えています。
出産後のあの感動は、言葉にしたくても、うまく表現できないです。
戸惑う2歳の長女、ヤキモチあったかな?
母は、そんな感動に包まれていたのですが、面会に来た長女の様子が、あまりにも挙動不審だったことが、今でも忘れられません。
昨日まで母のお腹は大きかったのに、急に凹んだかと思ったら腕に小さな赤ちゃんを抱いていて・・・。
その姿は、それまでの妊娠中に「弟が生まれるんだよ」と聞かされていたとはいえ、わずか2歳の長女にはイメージがわかなかったのだと思います。
そして、やはり自分の場所を取られたというヤキモチは、とてもあったと思います。
長男の1歳の誕生日は家族で普通にお祝い
そんな様子だった長女も、一緒に暮らし成長していく長男と時々は喧嘩をしながらも、しっかりとお姉ちゃんとして育って行きました。
長男が一歳を迎える頃、一人目の長女の時も家族だけでお祝いをしたので、同じように家族だけでお祝いをしようと決めました。
お祝いの仕方については、ネットで調べたりもしたんですが、私の住んでいる京都府では一歳の誕生祝いにお餅をついたり、背負わせたりするとありました。
しかし、一人目でもそんなことはしなかったので”まぁ、いっか”という感じで、風習めいたことは全くやりませんでした。
そのかわりに、家族で揃ってお祝いをしてあげたいと思い、誕生日当日ではなく旦那が休みの日にごちそうをつくってお祝いをしました。
大人と長女には巻きずしで、長男にはプリンカップでミニサイズの物を作り、ろうそくを一本立ててあげました。
ろうそくの明かりが、ゆらゆらするのを不思議そうに眺めていたのが、とてもかわいかったことを覚えています。
あとは、汁物やサラダなど簡単なものでしたが、家族みんなが笑顔で長男に「おめでとう♪」と歌を歌ったりしてとっても温かい一歳のお祝いになりました。
私は、一年前の出産を思い出して、やっぱり涙が滲んでしまいました。
長女の誕生日が近かったのですが、別にお祝いしました。
実は、誕生日が3日しか違わない長女の誕生日と合同にしてもいいんじゃないかという旦那の意見もありました。
一歳の誕生日だけは、特別だという気持ちが私にはあったので、別でお祝いをしました。
子どもが何人いても、その子にとっては年に一度しかない特別な日です。
長女は、3歳の誕生日に自分のためだけに用意されたごちそうやケーキを本当に嬉しそうに食べてくれました。
二人以上子供がいると、いろんな気持ちがあって大変
二人以上の子どもがいる家庭というのは、少なからず上の子への対応に悩みます。
下が生まれてお母さんを取られてしまったという気持ちと、お姉ちゃんにならなきゃ!という幼いながらに葛藤が上の子にはあるので、その気持ちを受け止めてあげる事が、とても大切だと思います。
二人目の子の誕生日、ついその子ばかりを見てしまうけど、その前後できちんと上の子にも楽しい事をしてあげられたことは良かったと思っています。
ちなみに、誕生日が近くて、ごちそうの出費が結構あったのでプレゼントはありませんでした。
でも、形はなくても心に残るお祝いが出来たのでそれで十分だったと思います。